• 新型コロナ感染予防のため仕事を辞めた! さて 家で何をしようかな?

初代☆保護猫生活【A】

【A】1990年9月~2011年12月…21年
女王様キャラ 両目が不自由

「サイズは小さいけど生後日数は経っている」と言われた

ショッピングアーケード脇道のゴミ捨て場でひとりで鳴いていて通行人が囲んで見ていた。
お腹にはノミやら虫の卵がびっしり産み付けられていたので近くでカゴを買い、
ビニール袋でつかんで動物病院へ駆け込んだ。
連れて行った獣医さんは「お金は要らない、帰ってください」と言った。
理由は「親とはぐれて両目の結膜は眼球に癒着して目が見えない。
この子は野生では生きられないし、栄養失調で虫もわいて弱ってる。
こんな猫を飼う人はいないからココで処分します」と言われた。

「え?私がいます!死ぬまで面倒を見ますよ!」と連れて帰った。

しまった!! 私の父は大の猫嫌いだった!

しばらくは隠して生活をしていたが、子猫飼育がばれた日に
「猫を遠くに捨ててくるか、出来ないなら猫と一緒にこの家から出て行きなさい」と宣告された。
「はい、わかりました。私はこの子のお母さんなので最期まで面倒を見ます」とその日に実家を出た。

お母さんになるつもりだったのに、やたらと嫌われていたなぁ

暖かいホットカーペットに集まる3匹にゃんち

後から来たBとCが15歳で先に亡くなった。
拾った日に獣医さんが「この子は長く生きれない」と言われていたのに21年。

動物病院では「子猫?」なんて聞かれた若作り21歳

実家の母から電話が来た。「近くの物件がもうすぐ開くから住まない?」
長女が小学校入学前だったのでちょうど良いタイミング!引っ越そう!

その夜から突然Aの具合が悪くなった。
腹水たまって毎日病院に通って点滴を受けたがなんせ21歳。

病院から帰ったら少しだけお散歩

入居者が出て行き、鍵を受け取る日が決まった。
実家へ部屋の鍵を取りに行く日、Aは息を引き取った。
大きな病気もせずに長生きしてくれました。

黒まで病院へ行く時もケージは要らない

親に甘えて生きていた私が、Aを拾った事で親から離れて暮らし、
自立して子供を二人産んで実家近所へ戻る。
お役目終了したのかな?ありがとう。

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