【C】1993年5月~2009年3月…15歳
やんちゃで甘えん坊な男の子
みんなを繋いでくれた存在
この子は実家の裏で産まれた野良猫。
母猫は子猫を物置の下に隠して育てていた。
ある日、物置のすぐ横の塀で足を滑らせたのか、
塀と物置の間に落ちて母猫は死んでしまったらしい。
子猫の鳴き声が響く。子猫の柄にそっくりな父親らしき猫が
心配してやって来るが子猫は出てこない。
そこで子猫救出作戦が実施された。人間に救出された子猫は
実家の私の部屋にかくまわれていた。
「2匹も3匹も同じでしょ?早く連れて帰ってちょうだい」
猫嫌いな父親に見つかっては大変!!
なんにでも興味津々で、人や猫が大好き。
呼ぶとお返事してくれる可愛い猫ちゃんでした。
Bが15歳で亡くなった後は、Bに頼まれたのか子守担当になりました。
2歳の長女にいつも寄り添い、遊びも昼寝もいつでも一緒。
10歳を過ぎた頃から大便排出が苦手で苦労していました。
やはり大腸がんでした。手術で摘出するも弱っていきました。
週に一度、通院して腹水を抜くような状態まで悪化しました。
そんな中、私は次女を出産するために入院する事になりました。
Cが危険で辛い状態なのに、そばにいてあげられない事が辛かったし
入院で不在の間にお別れが来ると思っていました。
それでも奇跡は起きました。
出産のための入院で1か月以上は留守にしましたが
Cは生きて待っていてくれました。
次女が家に来るのを待っていてくれました。
そして3日後に亡くなりました。
苦しかったのに待っていてくれてありがとう。子守も引き継いだね!
BとCが亡くなった後、子守係は まさかの女王様Aになりましたw